編集後記



ここまで戦記録は

全41編

2006月2月に開設したこのページも
約1年3ヶ月
もの間続けることが出来ました。


こんなにも長い間、続けることが出来るとは
自分自身、まーったく思ってもみませんでした。




UOML導入の前後
「はじめに」にも書いた事情で僕も

タイマンをテーマにした記録を書こう!

と思い至りました。


しかし
テーマは決まっていても
どういうスタンスで物語を綴っていったらいいのか・・・
この点は結構悩みました。



あちらのページでは
新米戦士が更にレベルアップするために・・・
そういう温かい想いが
常にモチベーションになっていたように思います。

でもそれと同じ事は、なかなか出来にくい状況でした。


AoSでの騎士・ネクロの導入に始まり
UOSEでの武士道の導入
こうした戦士の度重なる能力強化に加え
UOMLでの強力なアイテム群の導入・・・

ML導入後
たとえ上級パラゴンと言われるような
強力なモンスターでさえ
装備さえ揃えば
誰でも簡単に倒すことが出来るようになっていました。

そういう意味では
新米戦士に伝えるべき点は
テンプレの構成を整えて
あとは如何に強力なアイテムを揃えるか!
ただそれだけになっていたような気もします。

そもそも
永年初心者の僕には
誰かに啓蒙的に何かを伝えるほどの
知識も経験も有りませんでしたし。。。





そうではなく
単にモンスターとの戦いを記録にする
という立場を選ぶことも出来ましたが
それはそれで問題がありました。


このサイト開設当初は
ML新導入の強力かつ高プロパティーの弓が
比較的簡単に手に入った時代で

弓師全盛の時代@遠い目

でした。


こうした最新トレンドに則った構成なら
黒閣下パラゴンなんて
単なるMAF箱(まだ貴重だった!)を生産する

ちょっと丈夫なモンバット

くらいの取るに足りない存在・・・
そんな状況だったように思います。



実際
僕も弓師を持っていたので
そのキャラクターでいくつかの敵と戦い
記録を書こうとしますが

なんというか・・・

毎回の攻撃で
100オーバーのダメージが普通に入って
戦いも、見せ場もなくすぐ終わるので
面白くなくて記録を書きようが無い・・・
(まぁそれは、弓師での戦い方(逃げ撃ち)に
特有の要素もあるのですが。。。)

どんなモンスターを相手に
ソロで戦ってもテーマになりにくく
そういう意味で

「タイマン」

という文化(?)自体
すっかり廃れてしまっていた・・・
そんな気がします。





でもそんな中
数少ないまだ閲覧可能な
タイマン全盛期(AoS前)の頃のページから
今とは比べ物にならない”ひ弱”なキャラクターで
強大な敵に
持てる技術の粋を駆使し
果敢に挑む先人達の姿を垣間見る事が出来ました。


僕がブリタニアの地に降り立ったのは
AoSも大分成熟し完成されつつあった時期でした。

生まれたときから騎士道があって
強力な攻撃・回復手段を完備した
或る意味、完成された戦士で育った僕にとっては
そうした先人達の戦いに
分からない部分も沢山有りました。

でも、そのこだわり、というか

”熱い想い”

の雰囲気を知ることは出来た様な気がします。



そして
新たに開設する
「タイマン」のページで採るべき立場・・・

その答えとして
かつてのタイマン戦士の姿を思い描きながら
ML後、隠居キャラになりつつあった
つお君
が再登場する事となります。


つお君自体は
AoS世代としてはフルチューンされた
強力なキャラではあったのですが
それでも最新鋭のキャラクターに比べたら
能力はかなり見劣りします。

しかも
上級パラゴンモンスターや
MLの反則モンスター達に
とても太刀打ちできるようなキャラクターでは
全くありません。



でも
それだからこそ
到底撃破不可能と思えるような強敵たちに
果敢に立ち向かっていたかつてのタイマン戦士達を
彷彿とさせるような戦いの場
を、作り出すことが出来るんじゃないか??

そんなふうに思ったわけです。



で、当初としては
タイマンで敵を倒す、と言うよりは
勝てないながらも悪戦苦闘する様
を、記録にしようと考えていました。

それなら
乗りドラの鎧軽減効果なんていう
中途半端なものは当てにせず
いつも一緒に狩りに出ていたぺんた君で挑んでみよう。
そういう訳でぺんた君@あほな子
つお君のパートナーとして抜擢されたのです。
(乗りドラのバタバタ君、ゴメンナサイ・・・)



こうした経緯で
つおとぺんたが様々な敵と戦う事となり
結果としては、その多くを倒してきました。

でも
そうした戦跡の全ては
このページのおかげ
だったと思います。


古代パラや骨ドラパラみたいに
10分以上戦っても
相手のHPバーに僅かに赤みが増えるだけ・・・
そんな相手と戦おうとは
まともな人なら思わないでしょう・・・


僕の場合
(僕がまともでなかったわけではなく・・・たぶん・・・)
ここを訪れてくださる方が居てくださったからこそ
(・・・サイト更新・ネタ作りのプレッシャーがあったからこそ)
そんな敵にもアタックすることが出来た
(・・・しなければいけなくなった)
のだと思います。


断言できますが
このページが無かったら
純騎士で上級パラゴンとのタイマン
なんて

そんなあほな事
絶対しなかった(出来なかった)でしょう。



そして
ここを訪れてくださる方が居なかったら
つおくんは間違いなく
とんがり耳で全身白塗り
神リーフを片手に
夜な夜なピアレスボスとソロで戦う・・・
そんなキャラクターになっていた事でしょう。

そしてぺんた君も
早々にリリースされ
フィールドの流れモンスターに特攻して
電子の海の彼方に消え去っていたことでしょう。



そういう意味では
つお君とぺんた君というキャラクターは
ここを訪れてくださった皆さんのおかげで

生きながらえることが出来た

のだと思います。


そしてまた
純メイジソロで強敵を倒す戦法を編み出された方や
キツネを駆使したテイマーな方など
同じ時代に生きてる達人たちの戦績を見ながら
戦う気力(一部ジェラシー・・・)を頂けた事も
大きかったと思います。




まぁ、そうは言っても
所詮はネタキャラ・・・
白豚なら簡単に倒すことが出来る相手なのに
その何倍もの時間を掛けて戦って
一体何の意味があるの?


確かにその通りで
そう言われればそれまでです。



でも、つお&ぺんたの生き方も
或る意味UOならでは
の、楽しみ方じゃないかと思います。


例えば
リ○○○○U(略しすぎて意味不明?)みたいな
レベル制のゲームなら
どんなに技術を駆使しようが
戦略を考えようが

ソロでは上位モンスターには絶対に勝てない

そういう風にシステム的に決まっています。
(3Dのグラフィックは魅力ですが)


それに比べればUOは
プレイヤーが戦い方を考え
選択できる要素が多く残っています。

そしてそれが
UOの魅力の一つ
であると思います。


そういう意味で僕は
つおとぺんたを通して
戦い方や攻略法をいろいろ考えたり出来て
楽しむことが出来ました。
もちろん白豚でも
同じ楽しみを得る事は出来るのでしょうが
キャラの能力が低い分
こうしたUOのシステムの恩恵をより多く享受して
沢山楽しむことが出来たんじゃないか
と満足しています。


その楽しさの一端でも
このページを通して伝えることが出来たら・・・
そう思いつつ
これまでこのページを更新してきました。


そしてまた
近々UOの世界も
大変革の時代を迎えようとしていますが
そうした激動を経ても尚
こうしたUOの魅力を残してもらえたら・・・
そう願っています。






さて・・・

私事ですが
この4月で管理人は
とうとう、お気楽大学生を卒業し
社会人になってしまいました。。。

それに伴い
UOでのアクト時間も大幅に減るかもしれません。

管理人はUO引退はしませんし
このサイトもまだ閉鎖はしませんが
でもこれを期に
戦記録の更新は一旦お休みします。


これまで
いい加減で拙い文書が書きなぐられているだけの
マイナーページに訪れていただき
本当にありがとうございました。


管理人の身辺が落ち着いたら
もしかしたらまた再開するかもしれませんが(汗
今はとりあえず
感謝とお別れの言葉を記しておきます。


ほんとうにありがとう。

そして

さようなら。







広大なブリタニアの青空の下で
また皆さんとお逢いできる日を夢見て・・・

2007年5月



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